世界は絶対的なものではなく
あなたの意識の投影です。
目に見える世界は
あなたの心や潜在意識というプロジェクターから映し出された
ただの映像に過ぎません。
だから、同じ時間に同じ空間を誰かと共有していても
それぞれ全く違う世界が見えているのです。
そして、時々
その潜在意識の投影は
歪んだ形で外の世界に現れます。
嫌な人間が現れるのも、その一つです。
「あなたの中に目を向けてあげなければいけない何かがある」
ということを教えてくれるために
嫌な人間として現れてくるわけです。
その「目を向けてあげなければいけない何か」は
心理学的には「シャドウ」と呼ばれます。
「インナーチャイルド」と考えてもいいと思うのですが
ずっとあなたの中で癒されるのを待っているものなので
まず「存在していた」ことに気づいてあげることから始めましょう。
(「気づいてあげる」ということは、大きな癒しのひとつです)
「嫌い」が湧き起こる理由
まず「嫌い」という感情の前提には
・こうしてはいけない
・こうしなければならない
という、親や先生やその他の人たちから刷り込まれた
常識や社会通念が存在します。
「普通はそんなことしないよね」
「そんなことやるヤツはクズだよね」
という思い込み(これがブロックを作る原因です)から
腹が立ったり、嫌悪感が生まれたりするのです。
「これをやったらダメなんだ」ということを覚えながら
真っ当な社会人になる努力をしてきたのに
そのルールを平気で破る人が現れたら
誰だって怒ります。
いや、「誰だって」というのはウソです。
同じ人や同じ言動を見ても
まったく心が揺れない人もいます。
むしろ、そんな行動をとるからこそ
「好きだ」という人もいたりします。
その違いは何か。
ここに癒されるべきポイントがあるのですが
何かしらの感情が(特に激しければ激しいほど)沸き起こっているとしたら
あなたは本当は、その嫌いな人みたいな言動をとりたかった
ということです。
「そんなわけあるかい。私は絶対にあんな人みたいな行動は取りたくないわ!」
という怒り心頭で反論する(これもブロックによるものです)声が聞こえてきますが
でも潜在意識ではそうなんです。
そうでなければ、怒りや拒絶反応は湧いてこないのです。
ブロック外しのワーク
試しに、嫌な人がいたら、次のことを書き出してみてください。
その人の何が嫌なのですか?
どんな行動やあり方が嫌なのですか?
できるだけたくさん書き出してください。
頭で考えるだけではダメです。
必ず言語化しましょう。
・買ったものを自慢げに見せびらかすのが嫌だ。
・下品に大きな口を開けて笑うのが嫌だ。
・くちゃくちゃ音を立てて食べるのが嫌だ。
・手を抜いて仕事をしてるのが嫌だ。
・タバコのポイ捨てなどの、迷惑行為をする人が嫌いだ。
・不倫する人が嫌いだ。
等々。
ちなみに、「嫌だ」より「許せない」の方がしっくりくるのだとしたら
いよいよです w
書き出したら、その行為をしたいと思っていた自分を認める
アファメーションをします。
・私は人に自慢したい、見せびらかしたい。
・私は人目を気にせずはしゃぎたい。
・私は音を立てて食べたい。
・私は適当に仕事がしたい。
・私は平気で人に迷惑をかけたい。
・私は常識なんか無視して自由に生きたい。
自分にしっくりくる言葉で、1日10回
1週間以上(ブロックがしつこいようなら、それ以上)続けてみましょう。
毎日続けると、潜在意識の中に刷り込まれたブロックが昇華して
その嫌な人も、以前ほど嫌じゃなくなってるはずです。
人に対する許容度も上がって
生きやすくなる他
同じタイプの嫌な人に出会わなくなります。
ちなみに、私は
レジで並んでいる時に
「パーソナルスペースなんて知るか」とばかりに
グイグイ距離を詰めてくる年配の人が嫌いだったのですが
(だって、距離にゆとりを持って並んだって、順番は変わらないでしょ?)
「あぁ、私は本当は、相手の都合なんて考えずに
どんどん人と接していきたかったんだ」
ということに気づきました。
嫌な人 = 見たくない自分の一部(シャドウ)
です。
見たくない部分に目を向けてあげるのは
光を当ててあげることです。
どんな小さな自分も、闇の中に取り残さずに
光の中に導いてあげてくださいね。

